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三月は去る

一月は行く、二月は逃げる、三月は去る、と昔祖母がよく言っていたけど、今年の2、3月はまさにそんな感じでした。

まず2月は後半2週間がスキー休み、私の仕事(日本語の授業)があると思って、今年はスキーを諦めたのに、結局なくて(週1回の日本語の授業、3回やって1ヶ月休みで、また2回っていうペースじゃ学生は何も覚えない~)、ちょっと肩透かし。子どもたちの友達をよんだり、私も友達と会ったり、のんびり過ごしました。
で、明日から学校&幼稚園という最終日の日曜日、お風呂にムスコを入れようとしたら、背中とお腹に発疹を発見!背中のほうが水を持っていたので、水疱瘡決定~ToT ムスコとバカンス3週めを過ごしました。
ムスコの水疱瘡が治って、やれやれと思ったら、今度はムスメが原因不明の腹痛… 月曜から水曜まで這うようにして学校に通っていたので、木曜にお医者さんに行ったところ、盲腸の可能性があるから、と血液検査。
結局盲腸ではなく、ちゃんと食べないから胃が痛くなったんじゃないか、との診断。

ストレスも疲れも食べて回復する私と違って、ムスメは何も食べられなくなるので、納得。
身長147cmで体重31kgはちょっと痩せすぎ(病的ではないけど)、体力がないわけだ。
ムスメの盲腸疑惑が晴れたら、同じく木曜の夕方に今度はムスコが咽頭炎の発作。こちらはステロイドのシロップで対応したけど、週末からひどい咳と喘鳴があったので月曜に再度ホームドクターのところへ。幸い、ただの風邪とのこと。

ムスコの夜泣きで、眠りの浅いオットは寝不足、比較的快眠体質の私もさすがに疲れて口内炎ができた。

と思ったら、細々と続けているグリム童話研究の論文の初刷の校正の締切りが迫ってくるは、子どもたちの日本語学習グループの発表会の準備があったりと、自転車操業は日曜まで続きマス。

そんな毎日だけど、満開の庭の桜を見るとほっとします。
桜が咲き始めて散る10日ほどの間、本当に幸せ。
桜餅を作る余裕があれば、もっといいのだけど…

# by Lapinnoirdunord | 2017-03-23 06:13  

Londres2泊3日

2月も1/3が過ぎてしまいましたが、年末のロンドン旅行の備忘録です。

オットが急に「クリスマス休暇にロンドンに行こう」と言い出したのが11月半ば。なのに実際に何をするわけでもなく、気がつけば12月に入ってしまい、やっぱり春にしたほうがいいかも、なんて言っていたのですが、2階建てバスに乗る!とはりきったムスコが各方面に「2階建てバスに乗りにイギリスに行く」と吹聴してまわったため、大慌てで宿を予約したオット。

年末のユーロスターは家族4人だと1300ユーロというとんでもない額だったので(そりゃ、ギリギリに探しても無理なわけです)、無難にフェリーで行くことにしました。フェリーだと130ユーロなので1/10です^^

朝、8時ごろのフェリーに乗って1時間半でドーヴァーに到着。いいお天気で青い空に白亜の海岸がきれいでした。
そこから一路、ロンドンへ。
ホテルのそばに路上駐車できるかどうかわからないし、したくないオットは、Greater Londonの中ですが街外れに3日間駐車場を予約したので、まずはそこに車を駐めて、地下鉄でホテルに向かうはずが…

私たちの行った日から帰る日まで、最寄りの地下鉄が運休!!
というわけで、早速2階建てバスに乗ることに。

ホテルに行く地下鉄は予習してたけど、バスはまったく想定外。荷物をごろごろ引きずりながらバス停を探していたら、親切なお兄さんが「どうしたの?」とバス停まで連れて行ってくれました。その人、バス停のまん前のアパートにお住まいだったようで、一度帰宅してからタブレットを持って出てきて「あと3分でバスがくるから」とリアルタイムのバスの運行案内まで見せてくれました。フランスではありえない親切さに、オットも感動していました。

ホテルに無事到着したものの、チェックインの時間にはまだ早く、荷物を預けて街中へ。
まず行ったのは自然歴史博物館。

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ロンドン在住のこの方に、スケートリンクがあると教えていただいたので、行ってみたのですが、午後なので当然激混み。
なので、博物館の中に入ってみました。こちらも入場者の列がとぐろを巻いていたけれど、20分ぐらいで入れました。
恐竜と哺乳類の展示を見たところで、子どもたちが疲れてきたので、ホテルに戻ろうと外に出たら、真っ暗でびっくり。イギリス時間の午後4時はフランスの5時なんだから暗いのは当たり前なんですが、毎日4時に暗いのはさすがに辛いなぁ、と思いました。

ホテルに戻ってチェックインして、部屋でお茶を飲んで(イギリスって紅茶がなんであんなにおいしいんでしょう?)一息ついたら、6時前。フランスの7時近いので子どもたちがお腹が空いたと言い出したので、ホテルの目の前のパブでこの日は夕食。お店のスタッフはすごく感じがよかったのだけど、とにかく塩辛くって… お店ではもちろん、ホテルに戻ってからも、お茶と水をがぶ飲み。

次の日の朝も快晴!ホテルの朝ご飯はコンチネンタルだったけど、ヨーグルトといっしょにチョコレートムースやキャラメルムースなど、フランスだと夕食のデザートにあたるものがてんこ盛り置いてありました。ムスメは大喜びでチョコレートムースを2つも食べてました。私たちの他にも日本人の旅行客が何組もいました。若い学生さんやビジネスマン風の男性、国際結婚の家族連れの方もいました。

朝食を済ませて、再び街中へ。この日は交通博物館(ムスコ用)とハリー・ポッターのウォーキングツアー(ムスメ用)に。博物館にバスで行こうなんてオットが言い出したもんだから、地下鉄で一本、20分のところを、1時間以上かけて行くことに…
とはいえ、Regent St.やOxford Circus、ナショナルギャラリー前などを通って行ったので、街の景色を楽しめました。
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交通博物館では、ムスメは退屈だろうなぁ、と思ったのですが、スタンプラリーみたいなのをやっていたので、スタンプを探すので少し気が紛れたみたい。男女、おまけに年齢が6歳違うと、なかなかムズカシイです。
ムスコはみるものすべてが楽しくて、バスの運転をしたり、木製の客車のマネキンにびびったり、昔のバスに登ったり、Maxで楽しんでました。

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博物館のカフェでささっと昼食を食べて、私とムスメだけ地下鉄に乗ってBank駅に急ぎました。駅のどの出口かわからなかったので、ツアーのパンフレットを駅員さんに見せて、教えてもらった出口をでたら、ツアーに参加するために待っているような人たちがちらほら。時間になったら、Griffindorのマフラーをしたおじいさんが登場。「こんなに大勢のグループは始めてだよ」と言いながら、映画のロケに使われた場所を案内してくれました。


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まずは待ち合わせ場所の正面にあった、英国銀行。Gringotsに使われた建物だそうです。
そこから狭い路地を通って、作者が好きだというディケンズの小説にゆかりのパブに行き、LeaddenHallを抜けて、漏れ鍋丁に使われたお店(当時は空き家だったけど、現在は眼科になって外観も青く塗られていました)の前で記念撮影。

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4巻に登場する炎のゴブレットが、ロンドン大火のモニュメントに由来しているなんて、知らなかった!きっとロンドンに住んでいる人はすぐに気づくんでしょうね。
テームズ川にかかる橋の上で、7巻の撮影に使われた建物(市役所)、ミレニアムブリッジ(デス・イーターが壊した)、ボロー・マーケットを抜けて、グローヴ座の前で解散でした。

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すべて徒歩圏内なので、地図を見ると狭い範囲だけど、ハリー・ポッターだけじゃなくて、オースティンやディケンズ、ほかにもロンドンの歴史の話がいろいろ出てきて、なかなか楽しかったです。
ムスメも映画を全部見た(今も暇さえあればDVDを見ている)ので、最初はピンとこなかったけど、途中から映画のシーンを思い出したりして、楽しんでました。言葉がわかればもっと楽しいのだろうけど、フランス人の英語力なので、今回は私の通訳で。

その後、Kingscross駅に行ったら、壁に半分めりこんだカートで記念撮影するための行列が駅の外までグルグルと!!
ムスメは、並んでる人の前で写真なんて冗談じゃない、というんで、ありがたくお店に直行。それでも5分ほど並んだかな。
お店では散々迷って、ハーマイオニの魔法の杖とGriffindoreのバッジを買って、男子チームと待ち合わせのピカデリー・サーカスへ。

これがまたすごい人で、SMSで「どのお店の前?」とやりとりしながら、なんとか会えました。
夕食をどこかで食べようとお店を探していたら、たこ焼き、唐揚げ丼の看板が目の前に。
午後歩き回ったムスメと私はとにかくクタクタ。寝てしまったムスコを抱っこして歩いたオットもへろへろで、結局ジャパン・センターでお弁当を買って、ホテルで食べることにした、なんともヘタれな私たち。
お寿司にお弁当、アンパン、駄菓子などなどを買いこんで、ホテルに戻りました。

正直、前日のパブよりおいしかったかも(苦笑)

3日目は朝食の後、ホテルをチェックアウト、荷物を車に積んでしまおうと思ったのがまずかった。とにかく車を駐めたWandsworthは地下鉄がないと不便で、ホテルからバス1本で行けたものの、結局午前中をほとんどロスすることに。
科学博物館に到着したら、すでにお昼近くだったので、混む前に大急ぎでミュージアムカフェでお昼を食べて、またまた私とムスメはお隣のVictoria&Albert美術館へダッシュ!
ムスメ希望のジュエリーとドレスの展示と私が見たかったモリスの壁紙のあるカフェを見学(お茶する時間はなかったのが残念~)、最後にトイレを探して銀器のギャラリーを縦断。あまりゆっくりはできなかったけれど、さすがジュエリーは圧巻でした。ムスメは、「これ、全部偽物でしょ?」なんて言ったぐらい(10歳なのになんて貧乏性なんだか…)豪華でキラキラしていました。

オットとムスコは科学博物館を楽しんだそうです。

それから駐車場にまたまたバスで向い、駐車場のショッピングセンターで夕食のサンドイッチなどを購入してから、ドーヴァーに向けて出発。
霧が出てきたので、かなり早めにロンドンを出たため、予約していたフェリーの1本前のに乗れました。私はあと1時間ロンドンにいるほうがよかったなぁ、とちょっと不満だったのだけど、カレーについたら、これまたすごい濃霧で、前の車のテールランプ以外本当に何も見えない!1時間後のフェリーだったらもっと疲れていただろうから、やっぱりこれでよかったのかも??
怖くてリールまで、とにかくオットが眠くならないように、ひたすらしゃべりつづけました(疲れた!!)

2泊3日だと、実質2日目しか時間を気にしないで動ける日がないので、次回はせめて3泊4日がいいなぁ、と思いました。
あと、冬は暗くなるのが早すぎるので、やっぱり春か夏じゃないともったいない。
出不精のオットなので、次はいつになるのやらだけど、ムスコの汽車とムスメのハリポタスタジオを口実に今年中にもう一度いけるといいな~





# by Lapinnoirdunord | 2017-02-19 06:14  

Grippe?

ここ2週間、毎日氷点下が続いたリール。天気はいいけど、大気汚染もMAXな状態らしく、公共交通機関(Transpole)のチケット1枚で丸一日乗り放題というキャンペーンを打ってました。でもパリみたいに車のナンバーで交通規制はしていないみたい。

さて、毎日氷点下ということは、インフルエンザウィルスが元気になるということで、我が家もクリスマスのオットに続いて、ムスコと私が週末寝込みました。
木曜日のお昼に連れて帰ってきたムスコが妙に熱いので、熱を測ると38.5度。午後は幼稚園を休ませ、翌日金曜も様子を見ることに。でもご飯もしっかり食べるし、家の中で汽車や電車になりきって走り回っていたので、病気じゃないんかない?体温計壊れてない?と思ったほどでした。
金曜の夜、今度は私が風邪の前兆の肩こりと寒気に襲われ、鼻水も出ていないのになんで咳が出るんだろう?と思いつつ、早めに就寝。
翌土曜日、私も38度の熱、ムスコも37度台で幼稚園を休み、一日寝ていました。午後から私は関節痛が始まったので、こりゃインフルエンザだな、とオットの残りのイブプロフェンを飲んで、ひたすら眠ったのですが、昼間寝すぎて夜寝られなくなってしまい、おまけに関節痛はひどくなる一方。長~い夜となりました。
次の日の日曜日、午前中はまだ全身が痛くて、月曜の仕事(ビジネススクールの日本語の授業なのですが、休講は48時間前に届けでないといけない…)どうしよう…と頭の中がぐるぐる。うとうとしているうちに大量発汗して、熱も痛みもおさまりました。午後はパジャマに皮膚がさわってもヒリヒリするので、まだ横になって過ごしました。

月曜日、インフルエンザの感染期間は続いているけれど、どうしても休めなくて、授業に。学生たちには最初に全部プリントを配って、私は離れた席に座って、とにかく距離を置いて授業しました。マスクをしたかったけれど、マスクで口を隠してしまうと私の言っていることがわからなかったり、発音がはっきりしなくなってしまうので、苦渋の選択…
体調は咳がまだ出たけれど、それほどひどくもなく。
帰宅後、昼寝する必要もなく、そこまで疲労感は残らず。

火曜日、一日のんびり過ごし、夜はまた日本語の授業へ。感染期間5日間の最後で、生徒さんへの感染が気になるものの、次週、オットが出張で休講なので、これまた休めず… 咳もほとんど残っていないし、体力も食欲もほぼ復活。

水曜日からは完全に通常営業でした。

月、火、水と心配したオットが早く帰ってきてくれたのですが、私はまったくもって元気で、なんだかもったいなかったデス。というかオットの気遣いにまったく気づいてませんでした(苦笑)
クリスマスのインフルエンザ、オットは本当にきつかったので、きっと私も同じぐらい大変と思って、早く帰ってきてくれてたんですね。
あまりに元気なので、オットにも「インフルエンザじゃなくて偽性インフルエンザ(etat gripalという症状は似ているけど、アデノやノロなどのウィルスが原因でなる)だったんじゃないの」と言われる始末。
私も、全身が痛かったときはインフルだと疑いもしなかったけど、あまりにも後にひかないので、やっぱり違ったのかな??と不安になってきました(違ったら、まだインフルに感染する可能性があるってことなので)。

フランスって、検査薬を使ってインフル診断するわけでもないし、本当のところどうだったのか、はっきりしないのが困りもの。今回は週末だったので、私はお医者さんにすら行ってないわけで。
さらに、学校や職場の出席停止があるわけでもなく、医者の指示にしたがってください、って言われるだけで、でも仕事のある親が医者の指示どおりに子どもを休ませるわけがない…つまり未完治の子どもが幼稚園や学校に普通に来ているわけです。日本じゃ考えられないですよね~ クラスの半分が休んでいても、学級閉鎖になんてならないですから。
弟が医療関係なのですが、家族に感染者が出たら、1週間の出勤停止だそうです。これぐらいやらないと、感染は止められないってことなんでしょう。

結局、私がかかったのがなんだったのか、はっきりしないのですが、インフルと考えられる点と違う点をまとめてみました。

インフルらしい点:鼻水より先に咳が出た。全身に関節痛が出た。
らしくない点:熱が低く、発熱期間も短かった(24時間)。喉の痛み、頭痛がなかった。解熱後の倦怠感、食欲の低下などもなかった。回復がとても早かった。私にうつしたムスコの症状も非常に軽かった(発熱1,5日、すごく元気だった)

調べてみたら、B型で軽く済む場合もあるので、そういう可能性もあるのかも。あるいは、ホメオパシーの予防薬を飲んでいたから??

いろいろ考えても分からないのですが、この冬はもうかかりたくないです…

# by Lapinnoirdunord | 2017-01-28 07:40  

Bonne Année 2017

1月も下旬に突入してしまいましたが、フランスではまだボナネでOK。
今年は週1ペースで書けるといいな、と思っていたのに、3日坊主どころか出だしで大コケです。
ま、マイペースにぼちぼち記録していければ、と思います。

新年、というより、子どもたちのクリスマス休暇で一括りな感覚なのですが、我が家の休暇はオットのまさかのインフルエンザ感染で始まりました… やけにしつこい風邪なので、いいかげんお医者さん行っておいでよ~と言っても、医者ぎらいなのでぐずぐず。観念したのが24日でかかりつけのお医者さんはすでにバカンス。幸い、近所のもう1軒が開いていたので行ったら、インフルとの診断。年末に旅行の予定があったので、慌てて、万が一のために子どもたち用の処方箋ももらいにいきました。

次の日に家族で集まるからいいのに、と思ったのだけど、オットがさびしがるので、ちょっとだけがんばって若鶏の丸焼きとビュッシュで夜ごはんに。ムスメのリクエストでブルーベリー味でした。写真でみるとすごい色ですが、本当にこんな色でドン引きしました。味は大満足でした。

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翌25日は義兄のうちで集まって食事。オットが治りかけで疲れ果てた体に鞭打って車を運転して行きました。だ~か~ら~ハイブリッドにして、私が運転できるようにしたらいいのに~、とこういう時は思うけれど、私の運転がオットは嫌なので、仕方ない。
義兄一家全員風邪ひきで、甥はご飯をちょっとだけ食べて、部屋で寝込んでいました。

義母は料理が嫌い&苦手で、昨年、一昨年とレストランでやったのですが、今年は料理上手な義姉が名乗り出てくれて嬉しかった!!自動的に来年はうち、ってことになるのですがね。
なので、備忘録。写真はありません。

アペロは私が作ったスモークサーモンのてまり寿司とかっぱ巻き(いくらのせ)
前菜はポロネギと鴨胸肉のスライスのクリームがけ
メインはシャポン(去勢雄鶏)の丸焼き、りんごソース
付け合わせは、いんげん2色、さつまいものグラタン(ココナツミルクでほんのり甘くて、おいしかった!)、ポム・ダッチェス
チーズ、サラダ
デザートはアイスと普通のビュッシュ

全部おいしくて、来年に向けてちとプレッシャー…

クリスマスの後、2泊3日で旅行に行って、帰ってきてから大慌てでお節を作り、自宅でのんびり老夫婦のような年越し(笑)
若いころは友達と賑やかに過ごすのも楽しかったけど、日本式(大掃除は省略)が私はやっぱり落ち着きます。

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今年のお節ですが、黒豆は我ながら大満足!去年重曹を入れすぎて、重曹くさかったので、気をつけた甲斐がありました。
が、反省点のほうが多かった…
日の出卵を横着して卵4つ分1本で煮ようとしたら、2つに折れてしまい、卵のまわりのお肉が均等じゃなくなって、日の出っぽくなくなってしまった。来年はちゃんと2本わけて煮るべし、です。
伊達巻もひっくりかえすタイミングが少し早かったのか、端がくずれたので、来年はゆっくりじっくり火を通すべし。
この2つは去年がビギナーズラックで上出来だっただけに、ちょっとがっかり。
昆布巻は市販のものが残っていたので、それを使ったのだけど(どうせ私しか食べないし)、去年自分で作ったもののほうが断然おいしかったので、来年はやっぱり作ろうっと。
叩きごぼうも慌ててちゃんとレシピを見なかったら、だしとお酢の配合を間違った。
やっぱりお節って時間に余裕を持って作らないとだめなんだ、と痛感しました。
気持ちの余裕もなかったから、きんとんも適当な器に盛り付けてるし。
ロンドンで日本産のさつまいもを売っていたのだけど、100G4ポンドとかいうとんでもない値段だったので、アジアスーパーの冷凍さつまいも(ベトナムだかタイ産)で。投入する砂糖の量に、毎回ビビります。

今年は子どもたちの学校が1/3に始まるので、冬休み最終日はムスメと映画に。そのときに通りかかったRepettoのクリスマスのディスプレイが、パリオペラ座とロンドンのロイヤルバレエシアター(なのかな?ロンドンなのは確か)だったので、パチリ。

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もう少し段取りよくして、落ち着いた毎日を過ごしたいと、毎年思うのですが、今年もばたばたと始まって、このまま過ぎ去りそうな予感デス。


# by Lapinnoirdunord | 2017-01-21 06:39  

パリのクリスマス

クリスマス休暇直前の今日、仕事でパリに出張。
目下、パリは大気汚染がひどいため、自家用車の乗り入れ規制中で、地下鉄、RERなどの公共交通期間がすべて無料でした。
リールも週末だけでもそうしたらいいのに…

リール唯一のデパート、プランタンのショーウィンドーはあまりにも酷くて(マネキンの頭にトナカイをつけただけ)写真をとる気にもならなかったけど、パリのラファイエットを通りかかったら、素敵だったので、思わず見入ってしまいました。

今年はすべて真っ白なペーパークラフトで北極を演出してあります。


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が、ラファイエットでお買い物はせず、斜め向かいのユニクロをひやかし(正確にはあまりの人で買い物する気力がなくなってしまったのですが)、オペラの日本食品店でカリフォルニア産コシヒカリと子どもたちへのお土産のチョコパイを買って、友人おすすめのビストロに遅めのお昼を食べに向かいました。
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友人おすすめのお店は、La CocotteというStaubで調理したお料理が食べられるお店。全席ハイ・チェアでカウンター席もたくさんあるので、お一人様でも入りやすかったデス。
今日のおすすめの鶏肉のフォアグラソースとパスタを注文。お料理がお鍋に入って出てくると聞いていたのですが、今日のおすすめだったからか、普通にお皿で出てきたのがちょっと残念。今度機会があれば、お鍋で出てくるのを食べてみたいなぁ~
なんとなく写真はとりにくかったのですが(お隣との距離が近かったので)、お店のサイトに店内の様子が。食後のコーヒーにポワラーヌのクッキーがついているのもポイント高かったです^^

お腹を満たしてから、エッフェル塔の横を通って、パリ出張の目的の勉強会に行ったのですが、その途中でこんな素敵な馬車が!ムスメがいたらきっと乗りたがっただろうなぁ~ 風除けにビニルをかぶせてあります。

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いいお天気だったので、エッフェル塔もきれいでした。が、ストで登れないと観光客のみなさんがブーブーでした。

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確かに、せっかくの旅行なのに、登れなかったらがっかりですよね。それもせっかくのお天気なのに!!
私も学生時代に旅行に来たとき、ストで美術館が入場無料(これはラッキー)、でもミュージアムショップでお土産が買えなくてがっかりしたのを思い出しました。当時は美術館の職員がスト??と驚いたけど、フランスに住んで15年も経つと、ああ、またやってるなぁ~と普通に思えるのがおそろしい(苦笑)

この後の勉強会もおもしろくて、充実した一日でした。
留守番してくれた子どもたち&オット、ありがとう。

# by Lapinnoirdunord | 2016-12-18 07:10